総仕上げのマップ作り 秋山恵生
2年任期のクリエーター活動も、早いもので残り3ヶ月となりました。これまで、圏域内の遊歩道やトレッキングコースを、できるだけ多く自身の足で歩くよう心がけてきました。ある時は地域の方々と一緒に、またある時は行政関係者の方と、そして、写
真を押さえるために天気を見はからって1人で歩くこともありました。花の時期に合わせて、同じコースを2度も3度も歩いたこともあります。取っておきのコースをベストの季節に歩く、エコトレッキングや、カントリーウォークのイベントも行なってきました。そんな2年間の活動の総仕上げとして、現在、2つのトレッキングマップの作成に取りかかっております。
1つは、圏域内すべてを取り上げた『妙高四季彩博物園〔自然回廊〕花と森と里山の遊歩道&トレッキングマップ』(仮称)。もう1つは、妙高山麓の夏・冬(スノーシューやネイチャースキーコース)あわせたウォーキングコースを網羅した『妙高山麓トレッキングマップ〔Green&White Season〕』(仮称)です。歩く人にとって、使い勝手のよい機能的でシンプルなものにしようと考えております。こう御期待ください!
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今後のお休み処 麻生由季
『旧タキサン(新井市中町)』は新井宿のお休み処として、10月に改装されました。そこを「街祭」や「おたや」で、新井宿わいわい会がお休み処として使わせていただいた経緯は、以前この欄でご紹介させていただきました。
『お休み処』を今後どのように活用していくかを考えるために、上町・中町・下町の町内会長さんをはじめ中町商工会の方々、市役所の福祉課・商工課、ケアマネージャー、新井宿わいわい会、商工会議所が一堂に会し、これから運営方法などについて話し合いました。‘限られたスペース’・‘トイレはない’といったことや、近くにあるいきいきプラザとどのようにして差別
化を図るかといったことなど、数々の問題点が指摘されました。これからこれらの問題点に対処しつつ、誰でも利用できるお休み処のオープンを目指します。
ご提案などある方は事務局まで御連絡下さい。
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新しい年の、新しい創造に向けて
小川憲一
私が昨年に参画、活動した妙高圏域の野山は、今白銀の雪に包まれ新しい年の飛躍を待っているかの情景です。降雪が遅かった初冬ギリギリまで、赤池「遊森の郷」でのサイン設置作業を終えて、平成16年度の予算枠計画を提案したところです。
クリエーターとして、昨年描いた自然開発や自然教育活動も広い圏域の中では一部の地域活動にしかすぎませんでしたが、それでも創造と挑戦の足跡は少しは残せて来たのでは。地域の方々や観光にお越しになるお客様から、客観的に評価をいただくには本年のグリーンシーズンから。それでも息の長い自然との取組みは、これからのソフト事業によって開花していくものだと思います。地域の振興や経済的効果
を生み出すには、今だ道半ばという感慨を持って迎えた新年です。
博物園事業としてのお役立ちを念頭に、グリーンシーズンまでの残された任期で足跡をまとめ「有形効果
」を展示物として地域に定着させ、新たな提案ノクリエイティブなこれからのソフト事業のあり方も考えて見たいと思います。
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新年に思う 谷中優
昨年最後の取材のため、12月23日から5日間、暮れの妙高を散策した。冬の野山はしかし、虫の音は聞こえず、小鳥の声もまばらで、取材には苦労した。現在は少しずつ、今まで撮り溜めた音と映像の素材を整理している状況である。
虫や小鳥の鳴き声、それに五市町村で見つけた音の風景をまとめ、『妙高・音の風景 II』としてCD化を急いでいる。音の地図は五市町村をまとめた概略的なものに落ち着く予定で進行している。ビデオ制作については、予算的にもホームビデオ版的なものにとどまり、活動の資料として残しておけるものを、何とか作りたいと考えている。
我々の活動も残り少なく、まとめの時期になってしまった。最後まで悔いのないものを目指して行きたいと思う。
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集大成 ツルシカズヒコ
『妙高博物園新聞』4号が完成しました。2ページ増の10ページです。
地元をテーマにした力作ルポが載っています。
1月中旬にはスタッフと『妙高博物園新聞』5号の編集会議と懇親会を開きます。
地元に住むスタッフの方たちとの交流がとても楽しみです。県域外に向けたカラーの冊子も発行する予定です。2年間の集大成にするつもりです。
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冬の虫達 吉谷昭憲
7日は二本木駅周辺において、「真冬に昆虫を見つけよう」という自然観察会を企画しましたが、案内が急であったのと、悪天のため、参加者はゼロでした。そこで、みぞれ混じりの雨の中、一人での観察会となりました。木の皮をはがしたり、落ち葉をめくったりすることで、10種類以上の昆虫を発見することができました。
月の中盤は、自宅での仕事が忙しく、出られませんでしたが、暮れも押し迫った27日から29日まで、妙高高原町の池の平に滞在することができました。今回は、室内作業中心で、これまでに撮影した写
真データの整理と、パネル用写真の解説文の一部を作成しました。その合間をぬ
って、外で雪の結晶の撮影も行いました。虫眼鏡一つあれば、十分に雪の結晶の観察が可能なので、冬のアウトドア企画の一つに加えられると思います。