新井市南部で、カントリーウォーク! 秋山恵生
8月9日に、新井市南部の幻の秘湯「大滝荘」周辺で、カントリーウォークのイベントを、実施いたしました。夏休みということもあり、家族連れを中心に16名もの方のご参加を頂きました。当日は、台風の直撃コースであったにもかかわらず、ほとんど雨にも当たらず、無事終了することができました。小さい子が多かったので、歩く距離を短くしたのですが、かえって、のんびりと里山歩きを楽しむことができ、途中、ヨシの葉で手裏剣を作ったり、参加者の方から教えて頂いた草笛にも挑戦してみました。今回は、時間がなくて行けませんでしたが、イタヤカエデの巨木や、ブナの美林もありますので、機会がありましたら、皆さんもカントリーウォーク(里山歩き)を楽しんでみてください。
現在、大滝荘は、近隣の方々に「日帰り温泉施設」的に活用されているようですが、温泉入浴、そして健康的なスローフードの食事の前に、保健的な意味合いも含めて、森林浴がてらのカントリーウォークを楽しんでみてはいかがでしょうか。ドイツの保健休養地では、森を歩くことで健康作りを行なう森林(クナイプ)療法が、古くから行なわれています。
*JTB「旅」10月号(9月10日発売)に、投稿欄の小さなスペースですが、「大滝荘」の紹介をさせて頂きました。
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「新井宿たてもの探索ワークショップ」開催 麻生由季
8月23日に「街祭に参加しようワークショップ」を開催しました。今年からはじまる「街祭」に新井宿わいわい会として参加しようというものです。新井宿の良いとこを発掘しようと、歴史を勉強したり町を歩いて景観調査をしたりしながら、地道に活動を重ね今回を入れて9回のワークショップを実施し数々のものを見てきました。それらの成果として案内板やイラストマップがありますが、今度はお祭りなので今までのワークショップで発掘したものを披露する場となればと思います。
わいわい会として
(1) お休み処の設置
(2) おミセ紹介看板作成+昔懐かしお宝道具展
を商店街のみなさんと協力しあい実施します。詳しくは街祭のHPを御覧下さい。
昔の写真展示なども計画していますので、中町近辺の写真をお持ちの方は是非お貸し下さい。詳しくは事務局まで。
また、9月13日(土)に「新井宿たてもの探索ワークショップ」を開催します。専門の先生をお招きして、新井宿の建物を歩きながら解説していただきます。どなたでも参加できますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
「新井宿たてもの探索ワークショップ」
◆日時 9月13日(土) 午後1時〜4時
◆集合場所 いきいきプラザ
お問い合わせ先は事務局です。
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自然体験ノ楽しい森遊びをしました! 小川憲一
四季彩博物園の圏域では、妙高山麓いきいきウィークエンド夢事業の一環として、今年も恒例の「子ども自然体験教室」が斑尾高原、赤池を中心に8/18〜8/20の2泊3日で開催されました。夏休み中の圏域の小学校から自然が大好きなお友達21名が参加して、日頃ふれあう事の少ない自然のなかで楽しい思い出づくりに熱中しました。ゲーム大会や、森の冒険などバラィティ豊かなメニューに静かな森では歓声があがって、こうした機会にしか体験出来ない三日間をすごしました。
自然系クリエーターの担当として私は、木工工作を中心に丸太切りチャレンジなど子どもさんと一緒に「赤池:遊森の郷」の林間で時間の過ぎるのも忘れて「物づくり」に取組みました。全員が熱心に竹の箸や、アクセサリーを作りあげ、スプーン&フォークの手づくりセットも一緒のお土産にして行事を終了しました。ノ自然とのふれあいや森遊びへの回帰にむけて、お子さんの意欲もさることながら我が子をこうした場に送り出していただく、ご家族の理解が年々高まっていることを大変うれしく心強く感じました。心豊かな健全な青少年育成に、少しでもお役に立てたらノと言うクリエーターとしての思いがこれからも具体的な支援依頼で展開できたら、と思った体験教室の一日でした。
開催した赤池は、生活環境保全林整備事業の一環として、本年秋には多目的な楽しい自然とのふれあいの場として整備が完了し、斑尾高原とその周辺トレイルとの連携によって名実ともに利用拡大が期待されています。
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手作り楽器ワークショップを終えて 谷中優
8月10、11日の手づくり楽器のワークショップ、無事に終了しました。その後もしばらくは妙高エリアにいて、コンサートの打ち合わせや音と映像の収録に時間を費やしました。手づくり楽器のワークショップでは、1日半の日程の中、トータル6個の楽器をつくりました。一番多い人で7種類の楽器が完成しています。打楽器、管楽器、弦楽器など種類も豊富でした。付き添いのおかあさん方も、子どもと一緒に真剣に取り組んでいたのが微笑ましく感じました。
私たち現代人は、「もの」に関わることが極端に少なくなってきています。しかし古来より、人は「もの」に働きかけることで、逆に「もの」から与えられ成長してきました。自然やものに触れたり、親しんだり、それらを使って新たなものを作っていったりということは、人間として本来的なものであり大切なことであると考えます。その意味でも、ここ妙高には触れ親しむ素敵な「もの」=「環境」が存在しています。
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妙高博物園新聞第3号発刊! ツルシカズヒコ
8月12日、ワタナベ・コウとともに妙高村の樽本温泉に行き、山もちと笹すし作りを体験してきました。作り方を教わることも楽しかったですが、地元に長年住んでいる方に地元の話を聞かせてもらえたことが一番の収穫でした。特にマムシの話は興味深かったです。
8月末、『妙高博物園新聞』3号を印刷所に入稿。地元のスタッフの方たちに意欲的に参加していただき、編集長としてはうれしいかぎりです。
9月13日には『妙高博物園新聞』4号の編集会議をします。どんな企画が出てくるのか楽しみです。
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新井頸南の昆虫を調査 吉谷昭憲
8月いっぱいまで、妙高村パインバレーで小さな生き物写真展を開催させていただきました。
2日は燕温泉で調査を行いましたが、運良く昼間にエゾゼミの羽化が観察できました。3日はパインバレーを訪れましたが、タイミングよくルリボシカミキリに出会うことができ、その美しい姿に見とれました。14日は板倉町の久々野から新井市の上小沢まで歩きました。あいにくの空模様でしたが、カタツムリが元気そうに動いていたのが印象に残りました。翌15日は妙高高原の池の平から中郷村の松ヶ峯を調査しました。20日と21日は板倉町社会教育課主催の自然講座に講師として参加させていただきました。初日は夜のライトトラップを、二日目の午前中は自然工作教室を開催しました。28日と29日は新井市水原小学校主催のよしはち池でのキャンプに講師として参加しました。初日は夜のライトトラップを、翌日の午前中は自然観察会を行いました。
9月も妙高村での催しに呼ばれていますので、引き続き活動いたします。