カントリーウォーク夏休みスペシャル 秋山恵生
8月9日に、カントリーウォーク「夏休みスペシャル」と題して、7月5日にオープンしたばかりの新井市南部にある体験交流施設・幻の秘湯「大滝荘」周辺で、自然散策を行ないます。先日、その下見に行ってきたのですが、今や絶滅危惧種となってしまったメダカが群れ泳ぐ棚田があったり、巨木のブナ林や、幹周りが3m以上もあるイタヤカエデがあったりと、とても魅力的なコースでした。下見をした日は、曇りだったのですが、晴れていれば妙高の山並みや、遠く日本海まで遠望できるとのことでした。私は、午前中のカントリーウォーク(自然散策)を担当しますが、そのほかにも、木こり体験や、夜の昆虫観察などのプログラムもありますので、幻の大滝から引き湯した温泉と併せてお楽しみ頂ければと思います。
夏休みの土曜日ですので、ご家族で里山体験をされてみてはいかがでしょうか。
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新井宿の案内マップが完成 麻生由季
新井宿の案内マップが完成しました。「新井宿わいわい会」のみなさんと全6回のワークショップを通して掲載箇所やルートを決め、実際に歩いて確かめた新井宿の良いとこ取りの「新井宿プラリマップ」です。新井宿の(良いとこ)をイラストで説明しています。町中に立ち寄った際にはマップを持って是非歩いてみて下さい。欲しい方は事務局にお問い合わせ下さい。
また、先日第8回ワークショップ「ミセなみ探索第弐弾」を行い、前回に廻れなかった新井宿のお店に伺いインタビューしました。宿場町だったことを実感させられる昔の道具や看板などを見て、新井の賑わっていた頃に思いを馳せました。また、同日北国街道手をつなぐ会の総会があり、他県のまちづくりに関わっている方々と短い時間でしたが交流を持つことができました。次回は8月に建物探索ワークショップを開催する予定です。
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トレッキングシーズンを迎えて 小川憲一
雪解けから、一気に春が訪れて圏域の高原では足早に花の季節を迎えカラマツやブナの新緑が輝き、自然散策の時期ともなりトレッキングを楽しまれる多くの方々を迎えるようになりました。
妙高村では斑尾高原の「赤池生活環境保全林」の改善が本格化して、日々自然の新しい姿が見られるようになって来ました。「屋根のない博物園構想」を掲げるクリエーター事業の活動拠点として、昨年の樹木サインに続き本年は周辺環境の各種サインを企画して、見て解る、歩いて楽しいトレイル作りに取組んでいます。
6月5日には 地元のトレッキング委員会の皆さんとも連携して、現地を歩き、高原のもつ潜在的なポテンシャル・付加価値を高めるように「現場現物」で検討と構想をまとめています。「遊歩百選」に選ばれたこのトレイルがどこよりもユニークで快適な楽しい道になるよう、皆で夢をふくらませています。
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音楽講座始動! 谷中優
昨年度事業の一つである「妙高の音の風景」CDが先月出来上がり、こちらに届きましたので事務局にお渡ししました。すでに皆様方に配布されているかも知れません。ジャケットの写真は吉谷さんの作品を提供して頂きました。
さて先月から、今年度の音楽講座・ワークショップが始まりました。事前に把握していた参加人数よりも当日21日は多く、作曲とアルプホルンの講座で延べ15名(作曲6名、アルプホルン9名)となりました。作曲ではアルプホルンの曲作り、アルプホルンでは、妙高高原の宮田さんに毎回楽器を4本お借りして進めています。初回の活動では、みな、「プー」という音まで出せるようになりました。
平行して、自然の風景や音の風景の取材を続けています。お楽しみに!
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博物園新聞9月号発刊に向けて ツルシカズヒコ
現在、圏域在住の編集スタッフのかたがたと「妙高四季彩博物園」3号(9月発行)の発行に向けて作業中です。7月、8月は博物園事業におけるイベントも多く、取材が楽しみです。かつ、「棚田」にスポットをあてるなど、「妙高四季彩博物園」独自の企画も充実。圏域在住のスタッフとの協働作業を通じての「モノ作り」の楽しさを満喫させてもらっています。
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写真展ありがとうございました 吉谷昭憲
6月は、板倉町の仕事が重なりました。5月10日から板倉町民館で始まった「見つけたよ・小さな生き物写真展」は、好評のうちに29日に無事終了いたしました。もっとも、最終日は、筆者の会社でトラブルが発生し、残念ながら伺うことができず、心残りな終わり方になってしまいましたが・・・。現在は、100枚以上集まったアンケートのデータを集計中です。
6月は、板倉町社会教育課主催の、光が原自然観察会に講師として参加しました。60名もの参加があり、対応が大変でしたが、事故もなく無事終了いたしました。9日午前中は、板倉町の山部小学校での昆虫のレクチャーに、講師として参加しました。午後は、森林組合の方々と共に、杉の木の間伐を体験しました。普段使わない体と頭をフル回転させたので少々ばて気味でしたが、みんなよい経験をしたと思っています。
8日は、中郷村の松が峰で自然調査を行いましたが、私がこれまで5市町村で記録できなかったギンイチンモンジセセリが発見できました。また、ゴルフ場の松に、別名松ゼミとも呼ばれるハルゼミの声を聞くことができました。
同日午後と、21日の午後は、妙高村の燕温泉を訪れました。8日はコブヤハズカミキリとオトシブミの多さが目立ち、21日はクジャクチョウとオオアカズヒラタハバチが印象に残りました。両者とも山地性の種で、平地や丘陵地ではまずお目にかかれない昆虫なので、興奮しました。7月も精力的に調査を行う予定です。