人間社会に不可欠な、自然と森への回帰に向けて力をそそぎたい...(14年度)
会社勤めを終えたら、小さな事であっても社会の役に立つことを手掛けたい。 そんな想いから現在わたしは京都森林インストラクター会に所属し、ボランティア活動にかかわっています。
わたしたちの生活と暮らしの変化で、里山が衰退し、森が荒廃し、開発で緑が少なくなっていく・・・。見れば普通
の山、かかわれば「どっこい、これは面白い」。 そんな企画を創造し、地域社会へのお役立ちと人間社会に不可欠な自然と森への回帰に向けて力をそそぎたいと考えています。
また、単なる労力提供でなく、インストラクターとしての知識技能を発揮するという立場と自覚を持って、活動しているのがわたしたちの誇りです。
今回の妙高四季彩博物園構想の理想と活動に、実践から学び得たものを「役立ちたい」と考え、公募に参加しました。
訪れた折にも、車窓から眺める神々しい妙高の景観は、自然を愛する者の憧れといえます。晩秋の新井頸南の市町村を現地調査で訪問し、春夏秋冬のイメージを巡らせながら四季彩
を肌で感じました。現実に活動する身となり、冬が長いことの実感が湧いてきました。季節差が自然相手となると随分違うものだとの印象を受けています。
これからは、遠隔地といえども「妙高人」になりきる気概を持って、可能な限りの時間をここに集約し、博物園の自然と人間の共生を目指すべく努力していきます。
この広い自然と豊かな環境の中で、地域の皆さんとともに、豊かな故郷づくりができるようがんばりたいと思います。
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