クリエーターのみなさまへ
新井頸南地域は、新潟県の南西部、長野と県境を接し、新井市、板倉町、妙高高原町、中郷村、妙高村の5市町村で構成しており春夏秋冬ハッキリとした四季の移り変わりが魅力です。地域のシンボルである妙高山と火打、焼、高妻、斑尾、黒倉などの山岳地帯と妙高高原、斑尾高原、光ヶ原高原などの観光地、日本海に向けて広がる肥沃な水田地帯からなり、南北約40キロ、東西約35キロ、標高差約2,400m、*
面積555平方km、人口は約5万3千人です。上信越自動車道と信越本線が地域の中ほどを南北に縦断しており、県都新潟からは、車で約2時間、首都圏からは、約3時間の距離にあります。
この地域は、日本有数の豪雪地帯ですが、これを利用して国内有数のスキー場が広がっています。また、雪がもたらす豊富できれいな湧水がおいしい米と酒を作る源となっています。
また、雪国の人は粘り強く、勤勉といわれますが、そのためか住民所得が高いのが特徴です。
しかし、高齢化により中山間地では、農業の担い手不足、バブル崩壊によるスキー客の減少、商店が郊外に移った中心市街地の活性化などが地域の課題となっています。
この5市町村では「妙高四季彩博物園バルビゾン・エコミュージアム」という構想のもとに共同で地域づくりに取り組んでいます。地域全体を屋根のない博物館にみたて、この中に「自然」「歴史」「芸術文化」の3つの回廊を整備し、多くの人に楽しんで巡ってもらうことを目指しています。
この構想の特徴は、地域住民の創作活動によって三回廊を整備し、博物園づくりを進めることにあります。この事業を通
じて、人々が生き生きと暮らし、ここに住む人と訪れる人が感動を味わえるような個性的な地域づくりを進めています。
ついては、すてきなアイデアをもってこの地域に滞在しながら博物園づくり(主としてソフト事業)を実践、指導していただける方を別
記のとおり募集します。
これは、私たちの夢を皆さんの力をお借りして実現していく事業です。名づけてクリエーター・イン・レジデンス(滞在型達人創作支援)と呼んでいます。アイデアの提案だけでなく、この地域に根を下ろし、私たちといっしょに汗を流し地域に役立つものを創っていただけることを願っています。フィールド・カルチャー・スクール(野外創作講座)の講師として、創作村祭りの指導者としてご協力いただけるよう希望します。 |